「子どもたちの豊かな感性と創造力を伸ばし育む」という猪熊弦一郎の遺志を受け継ぎ、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(ミモカ)では、年間を通して様々な子ども向けプログラムを実施しています。ワークショップや対話型の鑑賞などを通して、子どもたちが体験的に学ぶ場を提供しています。
高校生および18歳未満は観覧無料
猪熊弦一郎は、子どもたちが大好きで、美しいものや楽しいものをたくさん見ることで、感性豊かな大人になってほしいと願っていました。そのため、ミモカではいつでも何度でも気軽に美術館に来てもらえるよう、高校生以下のすべての子どもの観覧料を無料にしています。
ワークショップ
未就学児童から小学生、中学生、高校生まで、幅広い対象に向けて様々なワークショップを開館以来継続的に実施しています。【つくる・表現する】や【かかわる・感じる】をテーマとしたワークショップをおこなっています。
※事前申し込みが必要な定員制ワークショップもございます。詳しくは各ワークショップのページをご覧ください。
ミモカ キッズパスポート
展覧会を見たりワークショップに参加するたび、パスポートにスタンプを押しています。集めたスタンプの数に応じてオリジナルグッズをプレゼント。子どもたちにとって、「美術館に行くこと」が楽しみになるツールです。
学校団体来館の対応
授業や遠足などにあたり、地域の文化施設として活用されています。スクールプログラム担当スタッフが、就学段階や授業計画にあわせた鑑賞プログラムをご提案します。お電話にてご相談いただくか、当館ウェブサイトよりお申し込みください。
鑑賞教材
猪熊弦一郎の作品を活用した教材の貸出を行っています。子どもたちが楽しみながら作品に親しむことで、来館時の鑑賞をより深めるのに役立ちます。来館の事前・事後授業にぜひご活用ください。
職場体験受け入れ[今年度は受け入れを中止しています]
地域の小学生・中学生・高校生を対象に、仕事を実際に体験することによって社会性・勤労観やマナーを身につけ、将来の職業選択につながるよう、職場体験の受け入れを行っています。
キッズサポーター
子どものための様々なプログラムをより良い内容にするため、キッズサポーター制を取り入れています。ワークショップやイベントのプレ体験を通して、当事者である子どもたちと意見交換を行うなどしています。
*登録制ではありません。必要に応じてWEBにて募集を行います。
新春年賀版画・絵手紙展
鑑賞教育について考える会[終了]
ミモカのスタッフと、学校の先生や鑑賞教育に興味のある方がメンバーとなり、鑑賞教材の開発・普及をはじめ、子どもと美術、子どもと美術館の出会いをよりよいものにするための研究活動を2008年から2017年にかけて行いました。