MIMOCAと四国村ミウゼアムをむすぶシャトルバス
乗り換えや徒歩移動などアクセスが少々骨折りなMIMOCAと四国村ミウゼアムとの間をシャトルバスで接続し、2つの美術館・博物館を合わせて楽しみやすく! 香川県内に点在する文化施設の回遊性を高める実験的な試みです。
実施日
第1回:10月14日(土)
第2回:10月29日(日)
第3回:11月19日(日)
第4回:12月2日(土)
スケジュール
11:00 MIMOCA発
12:15 四国村ミウゼアム着
12:45 四国村ミウゼアム発
14:00 MIMOCA着
14:15 MIMOCA発
15:30 四国村ミウゼアム着
15:45 四国村ミウゼアム発
17:00 MIMOCA着
ご利用方法
乗車料金/定員
- 1区間(一般)500円/こども(小学生)200円
- 幼児(未就学児童)無料
※MIMOCA の観覧料および四国村ミウゼアムの入村料は含まれておりません。 - 定員:45名
ご利用方法
MIMOCA受付、四国村カフェ(旧異人館)前にて乗車チケットをご購入ください。予約は不要です。MIMOCAと四国村ミウゼアムに仮設する乗降場所に発車時間までにお集まりください。
- 先着順でご乗車いただきます(満席の場合次便までお待ちいただく場合があります)。
- 交通事情により運行スケジュールが変更される場合があります。
シャトルバスのお問い合わせ
あなぶきトラベル(たかまつう)
TEL:087-826-7557
Email:info[at]takamatsuu.com
受付時間:10:00 – 12:00/13:00 – 17:00
定休日:土日祝
お問合せ期間:12月2日(土)まで
回遊スポット紹介
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)
気軽に立ち寄り、美しい空間でいい作品を見て、新鮮な刺激を受けて心が元気になる場所であることを美術館に求めた猪熊弦一郎は、当館のあるべき姿として「美術館は心の病院」という言葉を残しています。その猪熊の全面的な協力のもと1991年11月23日に開館しました。
建築家・谷口吉生による美しい建築をJR丸亀駅前に構え、所蔵する約2万点の猪熊作品や猪熊の生活を彩っていた収集品を常設展で紹介するとともに、常に新しいものを積極的に紹介する「現代美術館」であることを強く希望した猪熊の遺志を継いで、現代美術を中心とした企画展を開催しています。また、ワークショップなどを通じた子どもの感性や創造力を育む場として、あるいはイベントなどを通じたさまざまな交流や連携の場としても生き生きとした活動を続けています。
撮影:増田好郎
四国村ミウゼアム
屋島山麓の広大な敷地に広がる野外博物館。江戸時代から大正時代に建てられた住宅や砂糖〆小屋、農村歌舞伎舞台、米蔵、醤油蔵など、四国4県から移築復元した33棟の建物を体感いただけます。いずれも実際に人が住み、使ってきたものであり、家々の柱や梁、またそこに展示されている多くの民 具には、人々の知恵や労苦、祈りが染み込んでいます。四季折々の豊かな自然を感じながら散策すると、鳥の声や滝の音に癒され、現代人が失ってしまった何かにふと気づくかも知れません。また、村内には安藤忠雄氏設計の「四国村ギャラリー」(猪熊作品も展示)や神戸の異人館だった「四国村カフェ」など、多様な魅力を持つスポットが点在しています。
https://www.shikokumura.or.jp/
四国村ミウゼアムと猪熊弦一郎
屋島山麓の「四国村」は 1976年に民家博物館としてスタート、開村式には猪熊も出席した。古い民家の数々を猪熊は大いに喜び、その縁で、四国村麓のレストランとオーナーの住宅(現在はゲストハウスとして利用)の設計に、猪熊が吉村順三を紹介した。丹下健三と並び、吉村順三もまた猪熊と幾度も協働した建築家であり、一般には公開されていないが香川県内に現存する貴重な吉村建築が誕生するきっかけとなったのが猪熊であった。なお、2022年に四国村は「四国村ミウゼアム」と名称を変えたが、この名は開村式にあたって猪熊が寄せたメッセージからとられている。
四国村ミウゼアム 染ケ滝
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カンバセーション 建築/空間/デザイン vol.1