「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」関連

オバケの迷彩

ふしぎな形の穴がたくさんあいている大きな木の枠の上から、ハケや綿やスポンジを使って下にしいた紙に絵を描いたり、色をぬったりしてみよう。枠を外すとどんな模様ができるかな?
※木の枠は展覧会に展示してある金氏さんの作品を、絵を描くための道具として使います。ワークショップで使った後、その作品(木の枠)は再び展示されます。

日時

2016年①9月24日(土) ②9月25日(日) 各日10:00-12:00

場所

2階造形スタジオ、3階展示室C

講師

金氏徹平

対象

小学生~大人

定員

各日50名

参加料

無料

申込

要申込み

申込締切

①②とも9月14日(水)必着

応募者数

①28名、②41名

参加者数

①25名、②30名

見学者数

①15名、②12名

展示期間

9月26日(月)-11月6日(日)*3階通路にて展示

主催

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎道具・材料
・3m×3mの紙2枚
・四つ切画用紙
・筆、ハケ、たんぽ、ローラー
・鉛筆、クレヨン、パステル、ポスカ、水彩絵具、カラースプレー、ペンキ

◎レポート
【1】
会場には、金氏さんが世界中のホームセンターで集めているという、作品にも使われる様々な素材がたくさん置かれており、場をにぎやかにしていました。(画像1)

【2】
ワークショップの初めに、使用する作品を参加者と一緒に展示室へ取りに行き、展示室から、造形スタジオまでワークショップに使用する作品を運びました。
金氏さんからは、作品の簡単な説明をしながら「さっきまで部屋にあったようなものもあるけれど、ここにあるものは作品だからさっきは触ることができたのにここでは触れません。不思議ですね。」という言葉がありました…(画像2)

【3】
大きな紙の上に作品を置いて、金氏さんの指導のもと、さまざまな画材を順番に使って穴の形を縁取ったり、ぬりつぶしたりしていきました。(画像3-5)

【4】
持参したさまざまな道具を組み合わせて金氏さんが新しい筆をつくり、それも参加者の方に使ってもらいました。(画像6-8)

【5】
みんなで彩色した後の作品には、さまざまな画材の跡がしっかりついていました。

【6】
最後に、着色された跡が残ったまま、作品を全員で展示室へと戻しに行きました。
金氏さんの展覧会では、他社との接続をひとつの大きなテーマとされていて、金氏さんの作品の中に、金氏さん以外のみなさんの手が加わったことで、展覧会にぴったりのワークショップとなりました。(画像9-10)

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