くうそうかいぼうがく(丸亀編)
大きな紙に上半身の型を取ったあと、クレヨンや絵の具を使い体の中を空想して描いてみます。実は誰も見たことがない自分の体の中。子どもたちは一体どんなことを空想するのでしょう。
今回は、「体にひそむ別の世界の可能性」をテーマに作品制作やワークショップを行い、国内外で活躍している奥村雄樹さんを講師にお招きします。私たちが生活する中で、楽しい気持ちになったり、お腹がすいたりするのはなにか秘密があるのでしょうか? 奥村さんと一緒に空想しながら体の中を描いてみます。
解剖図や人体模型などで知ったつもりになっていても、実際に自分の体の中を見たことがないというのは、大人も子どもも一緒です。ですが、解剖図すら見たことのない子どもたちは日々の経験をもとに、思い思いの形態や構造を描くでしょう。そこには、大人では想像もできないような、不思議で面白い世界が広がっているはずです。
これまでにも幼稚園や美術館で行っている「くうそうかいぼうがく」。さて、丸亀編ではどんな作品がうまれるのでしょう。作品は美術館2階の造形スタジオにて展示をします。
日時 |
2012年12月8日(土) 10:00−11:30 |
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場所 |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2階造形スタジオ |
講師 |
奥村雄樹 |
対象 |
3歳〜6歳の子ども(小学生除く)とその保護者 |
定員 |
40名 |
参加料 |
無料 |
申込締め切り |
11月21日(水) 当日消印有効 |
会期・時間 |
12月10日(月)−12月24日(月・祝) 10:00-18:00 |
場所 |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2階造形スタジオ |
観覧料 |
無料 |
応募者数 |
114名 |
参加者数 |
68名 |
見学者数 |
12名 |
展示期間 |
2012年12月10日(月)-12月24日(月・祝) |
観覧者数 |
1119名 |
主催 |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団 |

◎講師プロフィール
奥村雄樹(おくむら・ゆうき)
1978年青森生まれ。2012年東京芸術大学大学院博士後期課程修了。主な個展に2010年「くうそうかいぼうがく・落語編」(MISAKO & ROSEN)。2012年は東京国立近代美術館「14の夕べ」でパフォーマンス作品を上演したほか、東京都現代美術館(グループ展)、愛知県美術館(個展)などで発表予定。2008年より国内外の美術館や幼稚園で子どもたちとのワークショップ「くうそうかいぼうがく」を開催。
photo: KEI OKANO
http://www.yukiokumura.com/
http://www.misakoandrosen.com/artists/yukiokumura/
奥村雄樹氏のホームページにて当館でのワークショップの様子が紹介されました
当館でのワークショップの様子
http://www.yukiokumura.com/works/af/ws/marugame.html
展示の様子
http://www.yukiokumura.com/works/af/ws/marugameinst.html
1~10.ワークショップ[くうそうかいぼうがく(丸亀編)]の様子