ハガキに刺繍
企画展「拡張するファッション」に関連して、参加アーティストの横尾香央留さんを講師に招いてワークショップを開催します。ハガキに言葉や絵を描くようにペンを針に持ちかえて刺繍をさし、誰かにおくってみましょう。
場所 |
3階展示室C、2階造形スタジオ |
---|---|
講師 |
横尾香央留 |
対象 |
小学4年生〜大人 (針を使ったことがある方) |
定員 |
各回20名 |
参加料 |
200円 |
申込 |
必要 |
申込締切 |
9月8日(月)必着 |
応募者数 |
午前32名、午後44名 |
参加者数 |
午前24名、午後27名 |
見学者数 |
午前4名、午後8名 |
*メール、フォームでお申し込みの場合、募集締切日の翌日12:00 までに受付完了の返信メールが届かなければ、その日の18 |
00 までにご連絡ください。 |
◎対談 |
林央子×ホンマタカシ 2014年9月21日(日)16:00− 詳細 |
主催 |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団 |
助成 |
芸術文化振興基金、財団法人自治総合センター |
協賛 |
株式会社資生堂 |
◎講師プロフィール
横尾香央留
刺繍、かぎ針編みなどの緻密な手作業によるお直しを中心に活動。主な著書に『プレゼント』(雄鶏社、2009)、『お直しとか』(マガジンハウス、2012)、主な個展に「お直しとか」(FOIL gallery、2011)、「変体」(The Cave、2012)、主なグループ展に「Future Beauty 日本ファッション:不連続の連続」(京都国立近代美術館、2014)など。
◎道具・材料
・刺繍針(太い針だと穴が目立ってしまうため刺繍針の中でも細いもの)、刺繍糸、ハガキ、下書き用の方眼紙と鉛筆、切手
◎レポート
【1】
最初に横尾さんの展示を見ながら、展覧会担当学芸員の解説を聞きました。展示作品には実際に横尾さんが刺繍したハガキもあり、みなさんじっくりと鑑賞されていました。(画像1)
【2】
実際に使うハガキを一人一枚ずつショップで選んでいただきました。どれも猪熊の作品のハガキです。結構種類がありますので迷ってしまう人も!(画像2)
【3】
造形スタジオにもどり、横尾さんより刺繍のコツを教えていただきました。メッセージを入れたい大きさに方眼紙を切って、鉛筆でマス目に合わせて文字をかきます。その紙をマスキングテープで刺繍したい場所に貼り付けます。文字の角に合わせて針で穴を開けます。最後に、穴に糸を通して完成です。「かくかくとした文字でもいいし、文字でなくてもいいですよ、最終的には自由で構いません。」と横尾さんはおっしゃっていました。(画像3)
【4】
参加者のみなさんにはまず、送りたい人を思い浮かべてもらい、その人に送りたいメッセージ、デザインを考えて下書きしていただきました。(画像4)
【5】
刺繍糸の色を選びます。一本取りだと細く繊細な印象の文字に、三本取りだと太めのしっかりした文字になります。今回は二本取りで刺繍しました。(画像5-7)
【6】
できあがったハガキを鑑賞しました。みなさん個性にあふれたすてきな作品ができあがっていました!最後はみんなでポストにハガキを投函しました。(画像8-10)
1-10.ワークショップ「ハガキに刺繍」の様子