
《手の残した言葉》1991年
©公益財団法人ミモカ美術振興財団
初期から晩年まで
2012年2月4日(土)−3月4日(日)
会期中無休
会期 |
2012年2月4日(土)−3月4日(日) *会期中無休 |
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開館時間 |
10:00−18:00(入館は17:30まで) |
主催 |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団 |
料金 |
◎観覧料:一般 300円(240円) 大学生 200円(160円) |
◎概要
猪熊弦一郎は、画業の始まりとなった1920年代から、生涯の幕を閉じる1993年まで絵を描き続けました。パリ、ニューヨーク、ハワイへと生活場所を変えながら、そのスタイルは多様な変化を遂げていきます。今回の展示では、猪熊の生涯において制作された作品の全容をご紹介いたします。なかでも、美術館開館によせて制作された≪手の残した言葉≫(1991)は縦3.9メートル、横2.6メートルの大作で、猪熊の画業の集大成ともいうべき作品となっています。
「500号を超える大作をつい2、3日前まで、東京の狭いアトリエの中で描き続けていました。その≪手の残した言葉≫の大作が、自分の身体に合った大きな、広々とした空間の中に今かけられました。作品も大きな声で高らかに感謝と悦びの歌をうたっています。」 (猪熊弦一郎 「美術館の誕生によせて」 1991年11月、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 『猪熊弦一郎展』 1991、p.3)
1.《手の残した言葉》1991年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団
展示室A
《自画像》1921年、油彩・カンヴァス、53.5×45.5(cm)
《少年》1922年、油彩・カンヴァス、116.6×91.0
《婦人像》1926年、油彩・カンヴァス、116.8×91.0
《座像》1933年、油彩・カンヴァス、145.5×112.5
《サクランボ》1939年、油彩・カンヴァス、80.4×65.4
《マドモアゼルM》1940年、油彩・カンヴァス、81.2×65.4
《箱の中の小猫》1949年、油彩・カンヴァス、80.4×65.0
《頭上猫》1952年、油彩・カンヴァス、45.5×37.8
《からす》1953年、油彩・カンヴァス、130.0×194.0
《子供と猫》1955年、油彩・カンヴァス、45.3×38.0
《獅子舞》1961、油彩・カンヴァス、203.0×183.0
《Snake Line(スネークライン)》1964年、油彩・カンヴァス、126.7×203.5
《Landscape GT(風景 GT)》1972年、アクリル・カンヴァス、203.0×178.5
《角と丸 BX》1977年、油彩・カンヴァス、190.0×175.0
《花嫁のスケジュール》1979年、油彩・カンヴァス、180.0×105.2
展示室B
《横臥裸子と鳥達》1991年、アクリル・カンヴァス、96.0×127.0
《顔達の祭日》1992年、アクリル・カンヴァス、194.0×259.0
《手の残した言葉》1991年、アクリル・カンヴァス、389.0×259.0
《顔、犬、鳥、》1991年、アクリル・カンヴァス、194.0×259.0
《Faces80》1989年、アクリル・カンヴァス、194.0×194.0
《二人の裸婦と一つの顔》1989年、アクリル・カンヴァス、194.0×194.0
《顔80》1989年、アクリル・カンヴァス、194.0×194.0
《顔31》1989年、アクリル・カンヴァス、194.0×194.0
《宇宙は機械の運動場No.2》1981年、アクリル・カンヴァス、200.0×250.0
《宇宙は機械の運動場No.1》1981年、アクリル・カンヴァス、200.0×140.0